年間第20主日 A年 主よ、どうかお助けください

 三原教会    P Frederik Khonde 神父様

教会723-0011 三原市東町3丁目13-5

Tel 084-862-4514 - Fax 0848-62-6824


本日のミサと行事

930:ミサ (三原教会)

1030:追悼式 (納骨堂)

 

今後の予定とお知らせ

 

817日(月)-18日(火)1000 気の会

821日 (金)10001100 聖書講座 (多目的室) 

823日 (日) 1045 (ミサ後)大掃除

830日 (日) 備後共働体司祭ロテ-ションの日

 

1 -   核なき世界基金が集められています。教会の入り口には箱が置いてあるので、ご協力よろしくお願いします。

2 -   821日 淳心会「フレデリックの修道会」日本地区顧問会議 (姫路本部)で司祭不在なので、21日(金)と22日(土)の朝のミサはありません。但し、21日(金)930 にみ言葉の祭儀があり、その後の聖書講座もあるので、   よろしくお願いします   よろしくお願いします。

3 - 新型コロナウイルスの感染予防のためにイエスのカリタス修道女会が長崎で開く予定だったの子どもの集いは(1122日)中止になりました .   


聖書のみ言葉の味わい:

無差別に信じるすべての人に恵みを注がれる神様。

「イザヤ預言者56・1、7-8」

P Frederik Khonde 神父様


近年グローバル化が伴う国際化のおかげで様々な人との交流の機会が増え、日本国も日本教会も影響を受けていることは、在日外国人増加や主日のミサの参加者などからわかります。しかし、国、教会、学校、企業などの証言が表すように、新しい人を受け入れるのは決して容易なことではありません。今までのやりかたや雰囲気などが変わっていくのか。新しく入ってくる人は我々の習慣に慣れていくのか。我々のアイデンティティが変わっていくのかなどと言う不安の声はよくあります。この不安は今日の第一朗読の背景にもあるのです。

 

今日の箇所はバビロン捕囚からイスラエルに帰ってきた人々のために書かれました。バビロン捕囚中に異邦人がエルサレムに入ってきて、その中に唯一の神様とユダヤ教に対して関心を持つようになった人がいました。それで、エルサレムを侵略した彼らを受け入れるべきかどうかというのは、帰国者の一つの大きな課題でした。それについて、賛成意見も反対意もありました。反対した人たちは、イスラエルの民が選民族として、救いの計画に優先され、神様の恵みが特別に注がれているという旧約聖書の教えを忠実に守っていたからです。

 それで、イザヤ預言者に相談したら、神を信じて、ユダヤ教の掟と教えを守って、ユダヤ教に改宗したい人を迎え入れるように勧めました。イザヤは彼らを説得させるために、今日の朗読の神様による普遍的な救いの計画を語りました。異邦人が主に仕え、安息日を守りそれを汚すことなく、神様の契約を固く守ったら、神様のもとに呼び寄せられ、聖なる山に導ちびかれると述べています。そうすると、神の家は、信じるすべての民の祈りの家と呼ばれるとイザヤ預言者が言い続けています。つまり、(1神様による救いと恵みは、ただイエスラエルの民のものだけではなく、無差別に世界の全ての人に注がれるのです。(2)人間は神様の働きを妨げることはできません

 本日の願いと意向

l  イザヤの言葉に力づけられて、わたしたち一人ひとりが無差別に人々に救いの恵みを注いでくださる神様の働きに喜びをもって協力することができますように。

l  私たちより神様のもとに召された私たちの先祖、親戚、友人、兄弟姉妹が神様のみ前で赦しを受け、永遠に安らかに憩うことができますように。


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