人の子はその栄光の座に着く。そして、すべての国の民をより分ける。
年間第32主日
本日のミサと行事
l 9:30:ミサ(日本語)、ミサ後 大掃除
l 今後の予定とお知らせ
① 11月28日 (土)11:00 司祭叙階式(広島幟町教会)
② 11月29日 (日)備後3教会司祭ローテ-ション 三原教会9:30 ミサ司式者は福山教会の猪口神父
③ 12月5日 18:00テぜ-の祈り(尾道教会)
④ 12月6日 待降節黙想会 (肥塚神父)
⑤ 今週中止になるミサ 12月1日(火)6:15
聖書のみ言葉の味わい
羊飼いとして私たちを治める神様 (エゼキエルの預言 34・11-12、15-17)
また、社会の世俗化が急速に進んでいたことと、世界のいろいろな対立の中では、教皇ピオ11世は愛と平和に基づいたイエスの支配を祈り求めるために、この祭日を定められたと考えられています。かつて、10月最後の日曜日に祝われていましたが、典礼刷新後(1969)、年間最後の主日に祝われることになりました。
教皇ピオ11世が理由とした独裁体制などは、今日の第一朗読の背景でもあります。イスラエルは牧者のように民を集め、導いたダビデ王のもとに発展し、立派な王国となりました。ところが、ダビデ王の後に来た王たちが、神の教えにしたがって治めず、自分の利益追求に夢中になったことで、貧しい人への搾取、貧富の格差、社会不正義が生じただけでなく、イスラエルが様々な戦争に巻き込まれたことで、エルサレムの神殿が壊され、民がバビロンで捕囚されました。
皆さん、エゼキエル預言の時代、また王であるキリストという祭日が設定された時代のように、最近世界の色々なところでは強い指導者が増えてきて、不安と政治家への不安が高まっています。強い指導者の増加は本当に世界の平和を維持するかどうかには疑問があります。世界の様々なところで緊張感が高まる中で、そして、人生の様々な迷いと不安の中で、私たちはエゼキエル預言が約束した指導者、または王であるイエスの支配が実現し、私たちの心、家、家庭、家族、共同体、職場、教会、世界を治めるように、教皇ピオ11に従い、今日新たに祈りましょう。
本日の願いと意向
l よい牧者として治める神様がわたしたちの家庭、家族、共同体、教会を一つに集め、治めてくださいますように。
〒723-0011 三原市東町3丁目13-5
℡084-862-4514 Fax 0848-62-6824
08038305285
(フレデリック神父)
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